2017.03.03
価格競争
昨夜はNHKで放送されていた運送会社の特集を見ました。
このブログでも少し前に書きましたが、人手不足と配達料金の低価格化の問題です。
アマゾンを筆頭にネット通販の荷物の大幅増加の見返りに配達料金の大幅値下げを各社要求され、すでに佐川急便は撤退しています。この配達のほとんどをヤマト運輸が請け負っている状況は相当過酷なものだと思われます。
大手からの値下げ要求は中々断れない難しさがあります。
一度受ければ延々と値下げの要求は続くでしょう。
値引きというのは利益を直撃します。
例え数十円や数百円でも、一年を通してみればとてつもない金額になります。
その結果、仕事を受注した会社が疲弊し、存続できない状態にもなるかもしれません。
これでは『win-win』の関係にはならないです。
消費者も過剰にサービスを求め過ぎなのかもしれません。安さだけを追い求めて行き着く先は明るい未来は無さそうな気がします。