2018.07.18
読書
最近なかなか本を読めていなかったので、先日の大雨の中読もうと思って購入したのが
です。
作者は昔、『ダ・ヴィンチ・コード』を大ヒットさせたダン・ブラウンです。
小説内に新婚旅行で訪れた美術館等が多数出て来て、非常に興奮しながら読み進めた記憶があります。
今回の作品の重要なテーマは、
『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』
これに、彼の作品には欠かせないキーワード
・宗教・美術・暗号
この三つに加えて、今回は
・人工知能
が非常に重要な役回りを見せます。
帯にも書いてありますが、面白くて一気に読みました。
彼の作品は、登場人物以外はすべて実在するところが良いですね。読んだ後は世界史について知りたくなったり、旅行に行きたくなってしまいます。
僕自身は作品に登場する科学者カーシュと同じで、子供の頃から何かに祈ったことなど全く無い完全な無神論者(目に見えないものは一切信用していない)ですが、世界中を取り巻き多くの戦争の火種にもなっている宗教というものが途絶えない理由であったり、宗教と切り離せない美術(絵画)というものに興味があります。
色んなことに興味を引き出させてくれ、知識の幅を広げてくれる読書はとても大切です。
以前にも書きましたが、本の内容を記憶する必要は無く、その都度その都度読みながら色々考える事が大切です。
なので、同じ本を時間を置いて、何度も読みます。最初にに読んだときは引っ掛からなかった箇所に、今読み返すと共感できたりすることがあります。
少し大袈裟かも知れませんが、その時その時で何かしら人生のヒントになるようなものを与えられているような気がします。