2019.10.17
知的資産経営:その1
昨日は午後から社員含めて五人で、いつもお世話になっている但陽信用金庫さんの
『知的資産経営』経営レポート作成セミナー
の第一回目を受講してきました。
受講といっても、概要は以前の説明会で聞いているのでいきなりワークへ入って行きます。
知的資産経営っていう言葉だけを聞けば難しそうな印象を受けますが、要は自社の良い所(目に見えにくい資産)を纏め上げて皆で共有しようという事です。
このようなプランに沿って進んで行くようです。
先ずは当社の業務工程を洗い出し、意見を出し合い、付箋に書き込み、シートにどんどん貼り付けていきます。
中小企業診断士の先生方のサポートも受けながら時間を掛けて自分達の仕事内容を振り返ります。
最初にしてはまぁまぁよく出来た方でしょう。こういうのは最初の意見を出し合うところが一番難しいです。
この時点で既に当社の良い所が幾つか出て来ていると指導の先生から指摘がありました。
◇社員間のコミュニケーション(指導方法含め)が良く取れている
◇業務終了時間がはっきり決まっている
実際に会社を見てもらった訳ではありませんが、ヒアリングを行いながらこういったワークを進める事で当社が当たり前に行っている事が素晴らしい事であると褒めて頂くと共に、外部に対しても上手に発信する事で、優秀な社員や新しい仕事の獲得にも繋げていけるという話でした。
単に仕事をこなす毎日だと、
◇何故自分の会社に仕事が来ているのか?
◇お客さんはどういった所が気に入っているのか?
◇誰がどんな良い取り組みを行いながら仕事を進めているのか?
◇個々では何となく感じていても全員で共有できているのか?
上記のような事柄が中々分かりにくいです。
まだまだ始まったばかりの取り組みではありますが、社員と共に自社を改めて考え直す良い機会です。