2020.08.06
久々のサンプル品
先日の知的資産経営セミナーの討論のなかで、久々にサンプル品を造ってみてはどうか?と意見が出ました。
以前、これ↓を造りました。
もともとの材料は
このようなアルミの丸材から、旋盤加工のみで上の写真の
取り出せないサイコロ:キューブinキューブinキューブ
を製作し、完成品を事務所に飾ってあります。来客者がある時の話のネタにもってこいの製品です。
それからしばらくは忙しい日々が多くそこまで余裕がありませんでしたが、そういう話が出たのでまたちょっと取り組んでみようと思い、少し案を考えてみるよう指示を出していたら一人の社員が2日後には早速試作品を見せてくれました。
うっすらと線が見えますでしょうか?
少し持ち上げてみます
アムデックの略称ロゴ:AMDというアルファベットが浮かび上がって来ます。
更に引き上げて取り外してみましょう。
精密なパズルのようなモノで、クリアランスは 5/1,000ミリ以下で仕上がっています。
現在来客者の方に、外して→はめるチャレンジをやってもらってますが、少しでも斜めになっていると入らないので、素人さんは苦労しているようです。
先日も書いていますが、とにかくすぐにチャレンジしてくれたのが嬉しかったですね。
後日これを皆で見たら、
●こういうのもいーんじゃない
●もっと綺麗に仕上げるにはどうしよう
●別のところではこんなのを造ってみよう
とか色々案が出て来ました。
何でもそうですが、先ずは50%ぐらいの出来栄えでも良いからスタートさせ、そっから色々考えて80%ぐらいを目指し、更に完璧になる道を探れば良いです。
一杯時間を掛けて色々考えてみてもスタートしなければゼロです。
余程リスクが高い事でない限りはスタートしてから考える
この構図で大体上手く行くと思っています。
それを見事に実践してくれました。
これを
更に見栄えの良い展示品として製作するにはどうすれば良いのか?
を話し合ってトライ&エラーを行ってみようと思います。