2020.09.25
6万人
新聞報道によると、コロナ騒動による解雇・雇い止めが全国で6万人!を超えたようです。
その中で製造業が占める割合はほぼ一番多いと言っても良いぐらい高いようです。
最初の頃は飲食業や観光業の数字が多数でしたが、2ヶ月ほど前から逆転しています。製造業の場合、事前にある程度生産計画が出来上がっているので、その計画が消化し切った後、少し遅れてこういう数字が出る傾向です。
もう既にとんでもない数字と言えますが、雇用調整助成金が12月まで延長利用できるのでこれで繋ぎ止められている雇用者が多数いるという想像は皆が出来ていると思います。
じゃあ、この助成金が終了した時にはもっと酷い数字に膨らんでいくのではないか?という意見も多くあります。
コロナ対策と経済対策。
これまで約半年の状況を見てみると、両方の対策はほとんど対極にあることが分かって来ています。
どちらかを立てればどちらかが立たず。
●冬に向けて拡散のペースが上昇するのか?
●インフルエンザとの合併症等あるのか?ないのか?
●ワクチンの開発状況?
分からない事が沢山あり、今後も正解の見えない難しい判断を全員が迫られる事となりそうです。
当社は来月10月が決算月となります。
昨年10月の消費増税から目に見えて景気は冷え込み、そこに来てのコロナ禍です。
このとんでもない第32期をなんとか乗り切れるよう皆が努力を続けています。
逆の発想で見れば、これを乗り越えられれば、大概の事は大丈夫なんではなかろうかと思います。
将来、『あの時は酷かった』と話のネタに出来るよう、踏ん張りどころです!