2021.02.01
良い意味で期待を裏切る
当社で特に心掛けている事があります。
お客様の希望日より一日でも早く納品する
文字にするとなんてことないように感じますが、単品加工で多品種少量が主な仕事だと結構難しいことではあります。
二年ぐらい前から取り組みを始めて、現在では受注量に関わらず殆どの仕事でこれを実現出来ており、お客様から『もう出来たん!?』とビックリされることが多々あります。
早く納品されて怒る人はいません。
お客様目線で見れば、
●設計者の書いた図面が少々マズくて組立に不具合があったり、必要個数の間違い、発注漏れ、等あっても修正・若しくは再製作する時間が確保できる。
●あってはならないことですが、仮に当社の製作した部品に不備があった場合も同じ事が言える。
期日前納品で得られる利点はお客様だけではありません。
当社の利点としては
●次の仕事を受け入れる為の準備時間を作る事ができる。
●期日が一か月先だとそれに間に合うような仕事の進め方しか考えられないが、これが二週間だとどうか?頭の使い方が変わってくる。
締め切りがあるからこそ、それに間に合うよう皆が必死に頭を使います。
この納期期限は、短すぎても長すぎても駄目。
定める際には受注した仕事の図面枚数と内容を把握し、現在の受注状況を考慮し、当月の売上げ額を予想しながら何日までに納品するべきか考えます。
先の仕事だからと放っておけば、もしトラブルが生じたら対応出来ません。今出来る事を後回しにしない、が受注を途切れさせない最低条件だと考えています。