2017.02.02
知恵と工夫
当社では受注した図面をそのまま加工現場へ出すのではなく、すべてアムデックオリジナルの図面へと事務所で差し替えて出図します。
当社では表面処理や焼き入れ後の研磨などを含めた部品の一括受注を請け負っていますので、図面通りのものを仕上げて終わりという訳にはいきません。
詳細は書けませんが、加工の段取りや納期・表面処理の有無、加工しやすいように寸法を設計に頼んで取り直したり等、色々図面に書き込みます。
一見無駄に思えるこの作業ですが、加工者が戸惑い無く、スムーズに仕事を進めることができるので加工効率(工作機械の稼働率)アップに大きく貢献しています。
加工工場立ち上げの時から少しづつこのやり方を始めて、現在ではかなり精度の高いオリジナル図面が出来上がっていると自負しています。
2015年にこの工程が『経営革新計画』として認定を受けました。
国から正式に新規性・独自性のあるものだと認められたのです。今後はさらにこの工程の精度を上げ、現場での加工効率アップを目指します。