2018.04.13
NIRO
(公財)新産業創造研究機構の事で、通称ナイロと呼ばれています。
今朝の神戸新聞の記事によると、ここにAI・IoTの相談窓口が設置されるようで、基本的な質問からシステムの選定や費用面等、あらゆる相談に対応可能との事です。
ちょうど先日の月曜日に、少し時間に余裕が出来たので神戸市産業振興センターに行き、AI等の導入についての経営相談を受けたところでした。無料で各専門分野の方と相談できます。
専門家の方と話しをする際、当社の概要説明に自社HPが非常に役に立ちます。
作っておいてよかった!
話しをして質問を受けたりしているうちに、自分の考えの浅さに気付かされ、考えが纏まり、自社が何から取り組まなくてはならないのか方向性が見えてきました。
1人で考えている時は、最終的にどうしていきたいかは決まっているが、どういうステップを踏んでいかなければならないのかが全く分からなくて非常にモヤモヤとしていました。
今は少し霧が晴れたような気分です。
今後はナイロの方に相談する方が良さそうな感じでしょうね。
なんせ、やろうとすればほとんどの事が出来てしまうのではないかと思えるぐらいのスピードで進歩しています。
一方で、労働人口不足は急激には解消できるはずもありません。
そのあらゆる業界の中で、中小の製造業がIT化に一番遅れているとも言われています。
たまたまセンスのある人が偶然見つけた技術を『神業』のように称えて、その技術やノウハウをキチンと伝承する事をせずに来た結果、モノ造りに携わる人口減少や中小・零細製造業の社会的な冷遇に繋がっていったと思っています。
現在では各工作機械にセンサーを付けて、稼働率を事務所でリアルタイムで計測しながら最適な生産工程を組んだり、作業マニュアルを動画で残す等、という事が普通に行われている企業も多くあります。
こういったモノは本来であれば、小回りの利く小規模企業の方が導入へのハードルが低いはずです。
当社も含めてですが、もっと興味を持って取り組むべき課題となると考えています。