当社は現在、4台のOKK製マシニングセンタを保有しており毎日絶賛フル稼働中です。
現在保有しているものの前も、3台共にOKK製マシニングセンタでした。
他メーカーで時々起こるしょうもないマイナートラブルも全く無く、ずっと快適に働き続けてくれています。
兵庫県に本社を置くそのOKKですが、少し前からの報道の通り不適切会計に始まる経営難に陥り、日本電産グループに加わることとなりました。
日本を代表する企業の一員になってくれたのは良いのですが、社名が変なのに変更されないかどうか心配していましたが、タイトルにもある通り
ニデックオーケーケー
という社名になりました。
日本電産が4月にニデックに社名変更しているのでそれでです。
これを取り上げたのは先日、僕が入社するずっと前から付き合いのある営業さん(吸収される前は本店支店長)が来社されました。
この人、営業なのに加工プログラムやメンテや機構に詳しく、聞けば大概のことは即答してくれましたし、購入する際も適切なアドバイスのおかげでミスマッチや思い違いも無く、何をするにしてもレスポンスが早くて当社にとって非常に助かる存在でした。
そういう人の存在もあり、OKK製のマシニングセンタが増加していった経緯もあります。
でも、今ではそういう営業スタイルは会社的にはNGみたいですね。
どこのメーカーでも仕事を細分化・分業化して決められた範囲外のことにはタッチしないシステムになっていっているようです。営業マンの能力均一化と、大きな責任問題が降りかからないようにという配慮もあるのかもしれませんね。
機械メーカーだけでなく、商社等でもその傾向が見られるようになっています。
それならそうで、もっと販促ツール(カタログ)を充実させ、営業マンが営業活動に走り回れる環境をつくってやって欲しいのが購入側の意見です。
2017/4/8付でも書き込みしていますが、工作機械は何百・何千万円もするのにびっくりするぐらいしょぼいカタログしかありません。今だったらデジタルカタログを作れば紙カタログと比べてもコストもかかりませんし、配布もし易くてスマホでいつでも見れます。
詳細なカタログは販促だけでなく営業マンの勉強ツールとして役立ちます。そうでないと大した知識のない営業マンの大量生産で購入者側が非常に困ったことになっていきます。
本題に戻りますと、ニュースでもちょくちょく日本電産ネタは良い評判のもの・悪い評判のもの、たくさん見聞きしているので実際どうなのか尋ねてみたところ、プレイングマネージャーとして数字を持ちながら相当なハードワークをこなしているようでした。
ですが、キツさはあるものの以前よりは前向きになれ、やりがいは感じていると話をされていました。
酷評するような記事も多いですが、買収した企業の社員を見捨てずに徹底的に鍛え上げ、能力アップを図ろうという姿勢は評価するべきだと思います。
普通は優秀ではないと判断された社員はポイです。
という下書きを書き、投稿しようとしていたら昨夜に社長退任(確定ではない)の速報ニュースが…。
話題の尽きない企業です。