株式会社アムデック
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社長ブログ

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2024.08.22

見積り

僕の毎日の重要な仕事の一つです。

この一年間、当社システムで自動集計されているのを確認してみたら、毎月2,200点~多いときでは5,600点以上の見積もりをこなしていました。

 

見積り無しで受注になる案件も多いので、大げさでもなく毎日図面まみれですね…。

 

値決めは加工難易度の見逃しがあると安価になってしまい、相見積もりではほぼ受注になってしまい、大きく損することになるので相当集中できる環境下をつくったうえ、一点一点材料やメッキの価格を調べ、加工方法や順序を考え、加工時間を現場の担当者も交えて計算しながら価格の算出を行います。

 

当社に見積り依頼をしているお客様はよく知っていると思いますが、人間の行う見積もり回答では日本一?(宇宙一?)早い回答ではないかと勝手に思っています。

ただ早いだけではなく、おかしい図面があれば指摘しますし、指示された図面条件より良い提案も行いながら回答したりもしています。

 

仕事を溜めるのも嫌いですし、僕自身も協力会社に多数の見積もり依頼を掛けるので、回答の遅いのが嫌なのがよく分かります。その嫌な思いをお客様に味合わせたくない一心で毎日必死で回答しています。

もちろん、こんだけ早く回答してるんだから受注確率が高くなるのでは?という期待もあります。

 

で、多数の見積もりをこなす毎日のなかで、『なんだかなぁ』と思うことがありまして…。

見積り回答期限:〇月〇日

という文言です。

これはごく少数のお客様の見積もり依頼書に記載があります。

 

これ書いてあると時間外労働確定、はっきり言って休日無くなります。相手にはもの凄いプレッシャーを与える文言です。

期限に間に合わないと失注確定なので回答せざるを得ないですし、そもそも受注になるかどうかもわからない案件の為に、深夜・早朝・休日出勤対応するケースがかなりあります。

 

仕事のやり取りでこれはフェアじゃないと思います。

 

僕が思うフェアなやり取りとは

 

①見積り回答期限:〇月〇日

②〇社の相見積もり

③安価な製品のみの抜き取り受注の可能性有りor一括受注のみ

④概算予算:〇〇〇円

⑤見積もり回答後の発注確定日:〇月〇日

⑥最終納期:〇月〇日

 

最低限このぐらいの記載は必要です。

 

この記載があれば、

先ず⑤と⑥の日付で現在の受注状況と照らし合わせれば見積もりする価値の有る無しが判断できます。

必死で見積もりして受注したのに一週間で納品してくれとか無茶苦茶言われて断ると失注になったことも多々あります。

これはお互い無駄な時間です。

 

④もあきらかに無理であると分かる場合もあるので、見積もりするかどうかの判断基準になります。

 

③も加工屋としては重要です。

A部品とB部品は似ているから同じような工具やプログラムで加工出来ると読み、段取り時間を縮小して安価に回答したらBだけ受注。がっかりです。

 

当社の協力会社にはできるだけ不快な思いをして欲しくないので、受注確率が高そうなものしか見積り依頼はかけませんし、過去の実績や類似実績は可能な限り調べて参考価格にしてもらっています。

※これは製作済み分や見積もり図面の電子化が出来ているからです。

 

受注側・発注側、どちらの立場にも立ちますが、フェアなやり取りを心がけています。

2024.08.03

健康診断の結果

7月半ばに社員と共に健康診断を受診しましたが、結果が届きました。

毎年何の変化も無く真剣に見るのも馬鹿らしくなりますが、何も悪くないことの確認です。

 

 

新卒で入社した20年以上前から健康診断は受診し続け現在46才ですが、過去含めて全項目オールAです。

一度もA以外を見たことありません。

 

定期的に運動はしていますが、生まれつき多くの食物アレルギーを持ち、食べ物の好き嫌いも多い偏食家の僕でもこれなので、世の中の殆どの人はこれぐらいが普通だと思っていましたが、女性社員と話をしていたらこれは普通ではないと驚かれました。

そうなん?

何故良いのか?う~ん、よく分からん…。

 

野菜やサラダは出されたら食べますが、人生で一度もスーパーやレストランで購入も注文もしたことありません。食べたいと思ったこともありません。

好きな米や魚や肉やラーメンばっかり食べてます。お腹一杯食べないように注意しているぐらいですかね。

 

ちなみに歯科検診も定期的に受診しているのですが、先生からは毎回

良い状態を保てているのでこの状態を維持しましょう

と言われています。

 

???。そんなに一生懸命歯磨きやケアやってませんが…。

ラッキーで便利な体質に感謝します。

 

2024.07.16

アメリカ合衆国:大統領選挙

今年は11月にアメリカで大統領選挙が行われます。

 

前回はバイデン氏とトランプ氏の対決となり、バイデン氏が勝利しましたがあれからもう4年も経つのですね。

当時は結果発表の翌日に新聞社から突然TELがあり、大統領選挙の結果についてコメントを求められました。その時のドタバタぶりは2020/11/9付けのブログで書いています。

 

まさか大統領選挙についての自分のコメントが全国紙に掲載されるなんて全く想像していませんでしたので、しどろもどろの回答がどのように掲載されるのか不安でたまりませんでした。

このときに、いつ何時どんな質問を受けてもある程度答えられるようにしておかなくてはならないと強く感じ、様々な媒体のニュースを調べるようになっていきました。

 

今回も今のところ前回と同じ二人の対決となっていますが、先日の銃撃事件が選挙結果に影響を与えることになるのでしょうか?

 

 

このブログでも度々選挙ネタは取り上げていますが、各選挙に非常に興味があります。

先週の7日に行われた東京都知事選挙は選挙権も無いのに、告示日からずっとその関連のニュースを追いかけ、政見放送を視聴したりネットの討論番組も多数視聴しました。

 

投票権が無い地域の選挙に注目する理由としては、立候補者の話し方研究や自分と同じような考えの人がいるのかどうかを調べたり、逆に自分の考えが全く及ばないような意見を聞くためです。

誰が当選するかはほとんど興味がありません。

 

泡沫候補と扱われている立候補者でも、政見放送や討論を聞いてみると政策に共感できる部分もあることはあるのですが、当選後に大勢の人々を巻き込んで政策としてそれが本当に実行できるのか?疑問符が付く候補者も多いように感じます。

 

議員や首長ともなれば、いくら民意を得て当選したからといって独断専行は出来ません。

仮に公約通りに当選しても全ての公約に賛成している訳でもないので、大勢の人をなんとなくでも納得させることができる能力が求められます。

大抵の落選している候補者は自分の主張に熱くなり過ぎていて、傍から見ているとこの能力が欠如している印象を有権者に与えているように思えます。

ケンカ腰のような論調や、相手を知識やロジックで言い負かすことに必死になっている姿は一部の共感を得ても、大勢にまでは広がりをみせないように感じます。

 

多数の意見を聞いたうえで妥協できそうな微妙な落としどころを調整し、皆を納得させることができる能力を日本人の有権者の多数は求めているのかもしれません。

そのような風潮が今後の日本にとって良い事なのかどうかは分かりません。

それを続けていくのもひっくり返すのもまた選挙(投票行動)です。

2024.07.08

ロボットテクノロジージャパン2024

久々の投稿です。これまでで一番感覚が空いてしましました。

 

個人的に猛烈に忙しくなってしまい、ブログに向かう気力がゼロになってしまっていました。

こういう時に無理して書くとくだらない内容になりそうだったので、思い切って長期お休みすることにしていましたが、またボチボチ再開していきます。

 

 

さてタイトルの展示会ですが、弊社の昔からのお客様が出展されるということで、招待状を頂いていたので、7/6に見学に行って来ました。

他の出展社を調べてみると興味のある企業が数社あったので、そちらの見学も楽しみにしていました。

 

コロナ渦もあったので展示会に行くのも相当久しぶりでしたが、真っ直ぐ歩けないぐらいの相当な人込みで圧倒されましたが、それでも土曜日なので前日の金曜日に比べて人出は少なかったようです。

 

出展内容はほぼ全ての企業がロボット導入による何かしらの業務を自動化するというもので、どの業種も人手不足は深刻なので展示内容が時代を表しています。

街中では電子マネーを中心としたセルフレジも相当浸透して来ていますし、ファミリーレストランではタッチパネルで注文してロボットによる料理配達も珍しくなくなっています。

 

製造業は当社のような部品加工会社を中心に自動化がまだまだ遅れている業界ではあります。現状から考えると夢のような業務の自動化ですが、なんとか一部分だけでも出来るようになっていきたいと思いながらヒントや情報を求めて動き続けています。

今回そこに繋がるかもしれない出会いがありましたので、会社を訪問して話を伺う機会をつくりたいと思っています。

 

※以下余談

帰宅時はニュースにもなった東海道新幹線の停電によるダイヤの大幅な乱れにより名古屋駅の大混雑に巻き込まれるというおまけ付きでした。

新幹線なんて年に一度ぐらいしか乗らないのにピンポイントで当たってしまいました。

 

夜は神戸で下車し、所属するテニスサークルの主要メンバーに集まってもらい久々の飲み会でした。年上の仲間も多いですがお互い全く気を遣わなくて良い関係性になっており、バカ騒ぎでストレスを一気に発散させてもらい朝から充実した一日を過ごせました。

2024.03.02

設備一式の受注が増えてきた

昨年末ぐらいから新規設備やリピート機の設備一式受注案件が急に増えてきています。

 

昨年度は景気の先行きの不透明感が強く、こういった設備一式の投資に各社及び腰な印象があり、補修部品や改造等の急場しのぎの仕事が多く、相見積もりによる価格の叩き合い後は短納期に追われるケースが大半で、当社も苦しい経営にならざるを得ませんでした。

 

僕もそういった対応に追われ大変でしたが、現場にも日々状況が刻々と変わり続ける為、指示が複雑になってしまい大変な負担を掛けることとなったと思います。

 

 

設備一式の部品(図面100枚~200枚程度)を指定の期日までにミス無く揃える

 

設備一式で受注すると、

●材質は鉄系・アルミ系・SUS系・銅系

●サイズは大物~小物

●形状は丸物~角物

●表面処理はメッキ・焼き入れ(後の平面研磨・円筒研磨)

●樹脂加工や板金加工

●製缶品や溶接品

こういった多種多様な図面が含まれます。

 

これら全ての納期を当社で最適管理のうえ、期日に間に合わせる。

※依頼があれば設備設計から請け負います。

これが昔から当社が一番得意としてきた仕事です。

 

2015年に認定を受けた経営革新計画、2020年に取り組んだ知的資産経営報告書

でも当社の最大のメリットとして設備一式での受注が可能であることを記載しました。

 

お客様が全てを丸投げできる利便性の高い企業であることを常に目指して来たので、図面一枚等、単品図面の価格競争にはできるだけ関わらないでこれまで経営できていました。

この体制が崩れたのが、僕が経営に携わる前に起こった2008年世界同時不況のリーマンショックと記憶に新しいコロナ禍です。

 

今後も15年に一度ぐらいの割合でこのような世界を巻き込む危機が起こるのでしょうか?

こういった危機でも乗り越えられるような強い経営を行うためにも業況が良くなりつつも、気を緩めることができないと感じる今日この頃です。

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