社長ブログ

毎年やるかやらないかの話になっているようですが、今年も始まりました。

数年前から企業からの寄付も減ってきて資金難になり、現地での募金も行われています。

兵庫の人はルミナリエが阪神大震災の慰霊が目的あることを知っていますが、他県から来ている人はもしかするとほとんどの人が知らないのでは？と思います。

個人的には、『震災は１月だったのに、クリスマスムードが漂い始める１２月にやっても…。』知らない人が多くてもしょうがないですね。

１月にやっても人があまり集まらないとかあるんでしょうが、何を目的として行うのかハッキリしないとどんどんジリ貧になっていくような気がしています。

今のルミナリエの雰囲気なら１月に行う方が良いと思いますし、１２月にするならもっと明るい雰囲気でしないとお祭り気分になりかけている街や人の感情とのギャップがあり過ぎると思うのですが…。

兵庫県では早くも流行りつつあるそうです。毎年この時期は誰もかからないことを祈ってピリピリしてしまいます。

クリスマスや忘年会など１２月はイベントごとが多くあり、人混みに出かけると感染リスクも高くなります。去年は当社の社員も１人、予防接種を受けたにもかかわらず感染しました。１度の接種では不完全（症状はかなり軽くなる）だそうです。

一番の予防策はやはり『手洗い&うがい』みたいです。

我が家ではそれに加えて、リビングで加湿器を２４時間付けっ放しにしています。病気になるコストを考えればこれも安いもんです。

小物部品の注文が多かった当社ですが、数年前に横フライスを導入してからは大物の注文も増えてきました。

その際にタップ加工に非常に時間が掛かっていました。そんな時に、取り引き先の商社のヤスヒラ様より紹介を受けたのがこの製品

エアタッパーです。

購入したのは本体のみで、下の台車や左右に動くスライド機構は当社にて設計、余っていた部品で自作しました。

滅茶苦茶タップ加工が簡単にしかも早くなりました。

本体が約１０キロ程で非常に軽いので取り回しも楽ですし、ヘッドが９０度傾くので横穴も楽勝。なにより、タップが底突きしてもほぼ折れない機構になっているのでＭ３だろうがＭ４だろうがスイスイたてれます。

安い買い物ではなかったですが、作業効率が大幅にupしました。

お隣の国では大統領が任期を待たずに辞任することを発表しました。

当然のことながら次期大統領も決まっていませんし、こういうのはもの凄い国益を損なう行為なのでしょうね。

明日から２０１６年最後の月に突入していきます。

お陰様で１０月の決算は無事に黒字となりそうですが、１１月に入ってから受注はかなり低調な状態が続いています。しかし、突発的な超短納期の単品の仕事は毎日のように入ってきています。

このような時はそういう仕事を一つ一つ積み重ねていくしかありません。普段あまりやらない加工方法や、若手の指導に時間を掛けてみるのも良いかもしれません。

その時その時に何ができるかを一生懸命に考えなくてはなりませんね。

毎年１１月の中ごろにフレッシャーズ産業論文の優秀作品が日刊工業新聞に紹介されますが、これを読むのが毎回非常に楽しみです。

どの論文もよく書かれていて、入社間もない新入社員の皆さんが新しい職場で仕事を覚えながらこれだけのものをよく書き上げられるなぁと感心します。

自分自身を振り返ってみてもこのような事はほとんど考えていなかったように思います。

自分への反省の意味も込めて、当社の１２月の会議の際にはこの中の１編を選び、全社員に配布するのが恒例となっています。

このような論文を読んで、碌に社会を知らない人間の理想論だと片付けてしまうのは簡単です。ですが、理想が無ければ努力の方向性も決まりませんし、若いときにこそ壮大な理想を持てないと未来も寂しいものになりそうです。

さて、もう一度読み直して、会議でどれを配布するか検討しましょう。