今年弊社はWLB認定企業に選んでいただきましたが、支援をしていただいたひょうご仕事と生活センターの担当者さんから、公式Facebookに定期的にアップされているコーナーに掲載する為に、定年→再雇用として働いている社員のインタビューを行わせて欲しいと依頼を受けていました。
今週初めにそのインタビューが行われ、先日公開されていました。


当社のような小さな会社は日本中に沢山あり、世間の日の目を見ることのないとてつもない技術や知識、仕事への情熱や取り組み方を持っている職人さんが沢山いらっしゃいます。
インタビュー中も自分を大きく見せることもせず、謙虚で謙遜ばかりしていましたが、当社の初代工場長として、便利な道具も無く、高性能な工作機械も無く、ないないづくしからの状態でスタートし、現在でも利用できる加工方法や仕事の基礎を試行錯誤のうえ確立し、ノウハウを蓄積していってくれていました。
現在はそういったものをベースに業務改善を図っているのです。
僕のことは子供の頃から知っており、偉ぶった態度を見せることも全く無く、新入社員を含めた指導に当たってもらっていますが、老害などという言葉とは無縁に皆から慕われています。
今回インタビューを受けた(本人に聞くと絶対断るので承諾後、事後報告した)のは、これまでの功績を当社のなかだけで讃えるのではなく、少しでも多くの人の目に触れて欲しい思いがありました。