2017.12.15
ものづくり補助金
2017年度の補正予算で『ものづくり補助金』の予算(1,000億円)が引き続き計上されました。
今までと一番の変更点は上限金額が1,000万円に引き下げられた事でしょう。
これまでだと、発表される採択企業名リストを見ても、成功報酬がより多くなる補助金枠いっぱいまで狙った大型案件を大手のコンサルタント会社が手掛けるケースが多かったような印象を強く持っていましたので、上限金額の引き下げは大歓迎です。
今回の上限枠引き下げによって、小さな企業が地元の金融機関や商工会の支援によってチャレンジし易くなります。国の方でも1万社支援を目標としているようです。
以前にも書きましたが、この施策は非常に良いものであると思っています。工作機械の受注がずっと好調なのもこの施策抜きにしては語れません。出来るだけ長く続いて欲しいと思っている関係者は多いでしょう。
ただ、毎回そうですが、補正予算の『ものづくり補助金』は発表されてから公募まで非常に時間が短いのが難点ですね。資料作成が非常に難しいことを考えると、もう少し時間が欲しいところです…。