2017.10.09
サービス
夕方テレビのニュースでサービスコンテストの様子が取り上げられているコーナーを見ていました。
最近のアパレル業界の低迷ぶりはもうよく知られているところで、『誰がアパレルを殺すのか』なる本も発売(買って読みました)される状態です。『ZOZOTOWN』に代表されるネット通販業者に実店舗が全く太刀打ちできていません。
僕自身、洋服は結構好きなのですが、店舗で店員さんと話をしながら買う方が好みの偏りが無くなると思っているので、ネット通販で洋服を買うことは皆無です。ですが、そういう客はどんどん少なくなっているのでしょう。
サービスコンテストはずっと昔から行われていたとは思いますが、ここに来て『サービス』の重要性が見直されているのでしょう。わざわざ実店舗に足を運んでもらえる『サービス』という付加価値とは何なのか?これが各店舗で明確になれば生き返ることも可能でしょう。
以前、ラジオを聞いていたらアホな学者が盛んにドイツと比べて日本の労働生産性の低さをまくし立てていました。
サービスの概念が全く抜け落ちています。
島国で、資源も無く、公用語としての英語も無かった日本がここまでの経済大国になれたのは何故なのか?徹底的な顧客の利便性向上に取り組んで来たからです。この事を忘れて今後の日本の発展は絶対に有り得ません。