2020.01.08
メモを見ずに喋る
経営者という立場になってからは、大勢の前で話しをする機会が少しずつ増えて来ました。
その度にいつも思うのが、人前で上手に話が出来るようになりたい。出来る人を凄いなぁと感じる。
僕が落語や漫才に興味を持ちだしたのも、そういう人に対する憧れから来ているのかもしれません。
2019年3月22日に神戸の喜楽館へ落語の鑑賞に訪れた事を書いているように、僕には好きな落語家さんがいるのですが、数年前にラジオ番組のオープニングトークで印象に残る話をしていたのです。
人前で喋るときに
メモを見て喋った途端、人の心は離れる
話をする機会がある度に上記の言葉を思い出し、事前に原稿を頭に叩き込んだうえ自撮りで何度もシュミレーションを重ねてから臨むようにしています。
この練習をやりだしてから、話し言葉で喋ると早口過ぎて聞き取り辛いので、少しゆっくり目に・語尾をハッキリさせると聞き易いことが自分でよく分かりました。
それでも緊張もしますし、もちろん話は上手くもないですし、言いたいことを忘れている事もしょっちゅうあります。
できるだけ受け売りのような言葉ではなく、たどたどしくても皆に伝わるよう自分の言葉に置き換えて話せるよう努力しています。
それともう一つ、最近自分で発見した少しだけ上手く喋る秘訣があります。
それは…
眼鏡を外す!
人の顔がハッキリ見えなくなると、余裕を持って話せます。
聴衆の表情や態度で話し方を変えれるのが一流の話し手だとは思うのですが、暫くはこの方法で慣れていきたいと思います。