2018.11.06
仲間が優勝
今年の夏前から、所属している神戸のテニスサークルの女性陣(約10人)のコーチ役を任されています。
試合でなかなか勝てない女性陣が悩んでいたそうで、サークルリーダーが1人1人に、誰に教わりたいか希望を採ったら僕の名前が挙がったそうです。
しかも、
『当年中に誰かを優勝させるべし』
との指令付きです…。
教えるのは月1回、約90分。ハードル高くないですか…。
もちろん引き受けるんですがね。
そうと決まればさっそく、書籍&YouTubeで基本的なコーチングのお勉強をします。
大人になってからテニスを始めた場合、悩みが出るポイントはだいたいみんな同じ(本職のコーチ達はこの辺りの事が理解できていない)です。
僕も同じ悩みを通り抜けてきたので、その切り抜け方を丁寧に伝えます。
練習会の度に、くどい程同じ注意点を伝えます。
そして、こちらが少し話をした後、質問をさせます。
こうすることで常に考える癖が付きます。
体の動きは、本人は全く意識していなくても、他人から見れば変な癖が付いているのが良く分かります。
➀あなたの現状はこう
➁理想形はこう
➂そうなる為の修正方法はこう
全ての質問に➀~➂を僕が実演して見せます。
やってみると、非常に難しいです。
特に➀をやって見せると、皆驚いています。
感覚的にやっている人がほとんどなので、自分の動きを客観的に見たことが無いのでしょう。
事前の下調べに始まり、個々の顔を思い浮かべながらより良くなる方向性や理論、その伝え方を探ります。
なんか仕事の進め方とよく似ています。
その中の一人が先日、初級のシングルス大会で優勝しました。
彼女は今まで試合で一度も勝った事が無かったのですが、結果を出してくれました。
頑張りました、おめでとう!