株式会社アムデック
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社長ブログ

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2022.12.28

価格転嫁拒否の企業名が公表

今朝の神戸新聞に下記の記事が掲載されていました。

 

 

 

ビックリしました。こうやって社名が公表されるんですね。

当社のような小さな企業にも価格転嫁出来ているかどうか?出来ない場合は企業名を書くアンケートが定期的に届いています。

 

さんざん報道されているように、特に原材料価格の上昇と光熱費の上昇は凄まじいものがあります。日本全体で賃金も上昇させていかなくてはなりません。

 

ここ最近の急激な価格上昇のテンポが速すぎて、もう企業努力でどうにかできるようなレベルではないと思いますので、政府の介入がないと企業間の価格転嫁はなかなか進んでいかないだろうとも思います。

 

大企業→下請けへの値下げや価格維持の圧力は相当ありますので、この報道でも分かりますが政府の本気度が伝わって来ます。

良いモノを安価で』の精神は保ちながらも、『安っぽい日本』になっていかないように日本全体で気を付けていかなければならないと思います。

2022.12.23

12月面談

先週に冬季賞与の支給に合わせて、年3回ある個人面談の最終回を全員と行いました。

これまで何度も書いていますが、終われば毎回前日からの面談準備と当日の猛烈なエネルギー消費でグッタリになります。

が、年3回の面談は辞めるつもりはありません。

 

今回は全員に12月会議で話をした内容を再確認してもらいました。

 

この2年ほどコロナ禍で経営は相当苦しかったですが、全員の給与や賞与は全て満額支給して来ました。

当然ですが余裕があって満額支給できたわけではありません。僕のテニス仲間達にも聞いてみれば、給与や賞与が減った人は沢山いました。

 

何故当社は減額しなかったのか?

ここは各企業のトップの考え方が現れるところだと思います。会社が倒産してしまっては元も子もないので、給与や賞与を減額して会社を守る行動をとるのも正解です。

誰しもそんなことは絶対にしたくないのですが、悩みぬいた結果なので他人がとやかく言うことではないでしょう。

 

 

コロナ前と比較して年間製作点数が減少し、それにより売り上げが減少し資金繰りが相当苦しくなったりしたことも初めて話をしました。

毎回の会議では会社の売り上げと製作点数を計算して皆に配布し発表しています。その資料を見れば会社の状態は一目瞭然なのに、皆の何処か他人事のような仕事ぶりでは駄目なんだと伝えました。

 

そのことをよく考えてもらって、受注がコロナ前までほぼ回復した今は出社している間は頭と体をフル活用させ、少しでも多くの製品を造り出す努力をしていかなければ会社は右肩下がりになります。

自社以外もみんな努力をしているので、現状維持は右肩下がりの始まりです。

 

最近改めて取り組み始めている5S活動もその一環です。

加工者が目の前の仕事に集中できるよう、余計な作業や危険、無駄なハンドリングや動き等を省いていかなければなりません。

 

今回の会議ではおそらく今までで一番厳しい話をしたと思います。

しかし、その後の皆の働き方が明らかに変化したので話をして良かったと思うのと、号令をかければパッとそちらの方向へ直ぐに進める社員達が当社の強みだと再確認出来ました。

 

2年間一人で悶々と悩み続けていましたが、少し光が見えたようで安心しています。

2022.12.10

お客様の来社

先日、永く取引を継続させていただいているお客様が会社見学に来られました。

 

日本だけでなく世界中で知らない人がいないくらいの某有名企業の某ヒット製品を製作するための設備を作っています。ちなみに僕もその製品の愛用者です。

 

2年以上前から見学希望がありましたがコロナ禍の影響でずっと延期になっており、若手設計社員さん2名を伴い念願の見学だったそうです。

 

設計者さんにとって実際の加工風景や工作機械の知識を得ることはとても重要です。

 

工作機械の動き方や特性を知ることで、

●寸法公差のを入れる個所。

●ピン角にするのか?Rを付けるのか?

●一体形状なのか?分割形状なのか?

●焼き入れやメッキ、材質の種類の選定。

 

まだまだたくさんあるとは思いますが、こういった事柄が設計に反映させられるだけで部品製作コストが大きく変わってきます。

 

2人共NCフライスや汎用旋盤は自社で少し触ったりすることがあるようで、基本的な知識は持ち合わせているので当社の様々な工作機械に興味津々の様子でした。

特に、最新の5軸MCワイヤ放電加工機横フライス、こういった機械はなかなか動いているのを見る機会は無いと思うので、真剣な表情で見学をされていました。

 

現場見学は刺激になって良いですね。企業によってはこういう機会がほとんど無いところも多いです。

 

僕たち加工屋は、図面を見ただけで加工を知っている設計者かそうでないかはすぐ分かります。

上記に挙げたような事柄が図面にもろに反映されてくるからです。

こういう方達とは図面変更提案による加工量減少(コストダウン)や、同等価格での部品性能向上の話し合いもスムーズに進み、お互いWIN-WINな関係性を保てます。

 

今回はお客様の方が企業としての母体が遥かに大きいのに、相手を問わず貪欲に知識を得ようとする姿勢に頭が下がりました。

なかなか出来ることではないと思いますし、いつ描いたか分からないような古臭い図面通りに作っていればいいんだという企業も時々あります。

 

僕も何事においても、誰からでも学ぶ姿勢を真似したいと思います。

2022.12.06

神戸新聞:一万円選書

気が付けば、もう12月です。

今年は受注状況がコロナ禍前まで一気に回復し、前半は身体とアタマが慣れるのに時間が掛かってしまいました。今後は世の中も仕事も通常モードに確実に戻っていくような雰囲気になって来ています。

 

今年も例年通り10月頃には12月のスケジュールはほぼ埋まり、仕事もプライベートもハードスケジュールをこなすことになります。

大変なんですが、求められているうちはその要望に最大限応えたいと思っています。

 

 

※以下閑話

朝刊は神戸新聞を購読していますが、下記の企画に申し込みをしていました。

 

 

予算一万円で書店員さんが自分の為に本を選んでくれるという企画で、抽選でしたが見事に当選しました!

 

早速自宅に選書する為のカルテ(アンケートのようなもの)が届き、様々な質問に答えを記入してメール送信。

質問は自分のこれまでの人生の出来事や興味のあること等、多方面にわたります。当然これまで読んだ本のトップ10は必須質問でした。

これから更にこの回答を基にやり取りが繰り返されるようですが、どのような質問が来るのかドキドキです。

 

以前も書きましたが、どうしても自分で本を選ぶと偏りがちになってしまいます。近年は友人が処分する本を頂いたりしていましたが、今回は本のプロが選んでくれますので、相当楽しみにしています。

2022.11.17

檸檬

女性社員さんから自宅で栽培して収穫したレモンを頂きました。

 

 

店で売ってるやつよりまん丸で、表面のボコボコ感もなくツルンとしてます。種類の違いでしょうか?

この夏はブルーベリーを頂いたので、風呂上がりにビールを飲みながらつまみ代わりに食べましたが、これ結構合うのでお勧めです。

 

地域がらもあるのでしょうが、趣味も兼ねて自宅で家庭菜園を熱心にされている方から食材を頂く機会がとても多く、野菜価格高騰の世の中で助かります。

皆さんおそらく友人同士で収穫できた作物のやり取りなんかして楽しまれているんだと思います。

 

さて今回頂いたレモン。

今は高級魚になってしまったサンマをこの秋はまだ食べていないので、僕の好物の焼きサンマと一緒に食べたいですね。

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