2020.10.20
【完】:知的資産経営報告書
今年の2月から全員で取り組みを始めた知的資産経営報告書の本格版の作成がついに完成しました!
経済産業省のHPにも掲載されております。
スタートは昨年の10月でした。この時は社員5人を選抜して本格版を作成する前段階の導入レポートを3ヶ月掛けて作り上げました。
知的資産経営報告書の存在は経営者となる少し前、今から6~7年前にセミナーに参加して知り、難易度は高く時間も費用も掛かるものの、完成させることが出来れば会社にとって大きな財産になるだろうと思っていました。
しかし、その時は世代交代も十分ではなかったし、そういった取り組みに対する社員の機運も充分では無いと感じ、将来的にチャレンジしたいリストに保存する事にしていました。
そして昨年、10月の消費増税後から景気は冷え込んで受注は落ち込んでいくだろうと予測し、それならこういった活動に費やす時間も確保し易くなるだろうと考えてスタートを切りました。
忙しいときには忙しいときなりの働き方
これは社員に向けてよく言う言葉ですが、
暇な時には暇な時にしか出来ない事を
今年はこれがテーマとなりました。
完成して振り返ってみれば…、相当大変でした。完全に想像以上でした。
社員の皆も普段と全く違う頭脳を使わなくてはいけないので大変だったと思いますが、ディスカッションでは頑張って考えて意見を出してくれました。事前に当日までの課題を与えられたりして、学校に通っていた時を思い出したのではないでしょうか?
普段と違う業務に携わり、それを普段の業務にフィードバックすることができるよう社員一人一人が考える事が大切です。
今回の知的資産経営報告書も完成させて終わりではありません。
こういったものを作成した以上、それに沿った経営が継続していけるような当社の参考書代わりにしていかなくてはなりません。