2017.11.17
商工会全国大会
先日開かれた上記の大会に安倍総理が来賓として出席し、補正予算に、引き続き『ものづくり補助金』を盛り込むことを表明し、さらに事業承継問題も支援していく、との記事が今朝の日刊工業新聞の記事にあります。
前者は以前に当社も採択された補助金で、この近辺でもこれを利用しての設備投資の話しはよく聞きます。が、毎年採択へのハードルが高くなり、特に書類作成に当たってはほとんど自社で作成できるようなものでは無くなり、プロに依頼をしなければ採択される確率はほぼゼロではないのでしょうか?
当然そこには報酬を支払わなければならないので、小規模な設備投資では手間暇を考えるとわりに合わないという現象が起こります。
毎回発表される採択実績の一覧表を見ても、『中小企業』というよりも『中企業』規模の有名企業の連続採択が非常に目立ちます。
おそらく、設備投資金額も補助金の上限枠いっぱいぐらいと予想されるようなものです。
何処の町にもある『零細企業』は置いてけぼりです。
資料作成や採択後の手続きの簡素化など、採択実績のある当社から見てもこの補助金には問題点が多くあります。設備投資を促す良い施策と思うので、是非この辺りの点の改善をお願いしたいです。