社長ブログ

以前からお知らせしていますが、７月に

ひょうご成長期待企業

に認定されました。

そのことを兵庫県商工連会報で紹介していただけることとなっていましたが、その会報が出来上がって昨日受け取りました。

当社のような小規模製造業は全国に沢山あり、そのほとんどが黒子の役割に徹していると思います。

ですが、僕のような他業種からの転入素人の目線で見ると、

●良い技術

●良い取り組み

●地元人材を雇用することを含めた地域貢献

●円滑な社会活動を営むための重要なインフラを担うような仕事

等々、全国には身近に素晴らしい企業が沢山あると思います。

小規模企業にもっと光を当てて欲しい

そこで働く人たちが社会からもっと尊敬される存在になって欲しい

そう思います。

そう思いますが、願うばかりではどうにもなりません。

僕たちはこういう取り組みに対して面倒だと思ったり、何の役に立つんだと疑問を持ったりせず、努力して真剣に取り組まなくてはなりません。

日々の仕事をこなしているだけではこれまで通りの日陰を歩く業界のままのような気がしています。それでは今後の人材確保や人材育成にも支障をきたします。

業界全体が意識改革をしていかなくてはならないと思っています。

ここでも何度か書いていますが、ちょくちょくお世話になっている公的機関です。

この一年ぐらいの間、定期的にオンラインセミナーを受講するようにしていますが、少し前に開催されたＡＩ・ＩоＴ関連のセミナー受講後にアンケートに回答をしておきました。

色々書きこんでおいたのですが、その内容について当社まで相談に来てくれるということになり、先日来社してもらいました。

事務所と工場を見学してもらい、業務の進め方や図面の管理方法等、説明しながら改善や提案をお互いに意見を出し合いました。

神戸まで行くと半日以上は予定が潰れますし、実際の現場を見ながら話をするのとそうでないのとでは相談内容の密度が全く違ってきますので、非常にありがたいことです。

このようなやり取りを行っていれば今後、支援内容が的確になります。

自分たちでは効率良い業務の進め方をしているつもりでも、外部の目で見ればまた違う視点での指摘や質問があり、それに答えることが現状の確認や更なる改善のヒントにも繋がります。

今回は僕のデジタル化に対する考えや構想をお伝えし、宿題としてなかなか自分では調べられなさそうなことを調査していただけるそうで、頼もしい限りです。

ＷＬＢ認定企業を目指すにあたり、古かった就業規則を見直し、綺麗にワードで打ち直して更新してもらいました。

僕が新卒で入社した会社では就業規則なんてものは見たことも無ければ社員同士の会話で話題に出ることもありませんでした。

結果全てに於いて求められる営業の世界で、有給が自由に取れなかったり・深夜まで駆けずり回ることが特別おかしいとか、特に疑問にも思いませんでした。

労働条件が曖昧な時代がずっと続いていましたからね。

現在は働きやすい環境下をつくることで、生産性や効率を上げていきたいという社会的な目標になっていると思います。

当社も同じ考えです。

毎年休日を増やしてきましたが、それでも納期を守りながら売り上げを落とさない仕事の進め方や改善を昔から皆で考え・実践して来ました。

先日の全体会議では台車の置き方や配置を議論し、午後からさっそく実践してみました。決めた事はすぐやる！いつもの鉄則です。

今回は更新した就業規則をＰＤＦにして全社員にデータでスマホに配信します。

これでいつでもどこでも確認できます。読んでみると知らなかったことや意外な規則も発見できて勉強になります。

遅々として進まないワクチン接種ですが、商工会から企業を取り纏めて合同で行う職域接種の最初の案内があったのが６月半ば頃だったと思います。

その後は報道の通り福崎町の職域接種も延期となり、じっと待つ日が続いていました。

最近の全国での爆発的な新規感染者の増加に恐怖を感じていたところに、今週突然接種予約のスケジュールが届き、即対象者で日程調整を行い申し込みをしました。

８月第３週と９月第３週の予定なので、想像していたよりずっと早いです。

職域接種は有料で企業が費用負担しなければなりませんが、僕が住む姫路市のように何時になるのか全く不明な地域に住む社員も多いので、そんなこと言ってられません。

僕を含め希望者全員接種します。

全国の商工会の社員さんはおそらくこの手続きに加え、コロナ特例の持続化補助金やものづくり補助金の支援活動で相当な激務をこなしていると思われます。ありがとうございます。

ワクチンや治療薬の効果が確立されるまでは今までと同じ生活スタイルは送れないのでしょう。世界経済に与え続けている影響も凄まじいものがあります。

来年の生活は明るいものへとなるのでしょうか？

工場長が忙しい合間を縫って製作してくれました。

長方形の角材の端材からマシニングセンタで削り出しで製作したそうです。

輪っかが５個あるので並べ方を変えてみると…

はい、オリンピックのシンボルマークです。

なかなかタイムリーなサンプル製品で面白い。