社長ブログ
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2020.10.03
飾ってみた
日刊工業新聞に掲載された記事を拡大して額に入れ、玄関横に飾ってみました。
隣にあるのは記事になるきっかけとなった、2015年に頂いた経営革新計画の認定証です。
経営革新計画の審査は書類の審査だけでなく、面接官(確か3人ぐらい)による質疑応答もありました。
経営を引き継いでがむしゃらに半年間働いて決算月を迎えているなかのことで、一生懸命説明と質問に対して回答をしましたが、手応えは全く無かった!です。
帰社して皆には『駄目だった…あれは無理だ。承認は下りないだろう。』と話をしました。
この時は落胆も大きかったですが、最初からそんなに上手く行くはずがないとも思っていました。
経営計画を数字で表すことの難しさであったり、自身が事業の隅々まで把握して何と何が関連性を持ち、それがどのような効果をもたらし、それが自社事業の優位性やオリジナリティなんだと国に認めてもらうにはそれを言葉だけでなく、書面で明文化できなければならないという事が収穫だと考えるようにしました。
こういった事は小規模事業者の最も苦手とする分野だと感じました。
いつも行っている業務の一部が実は、何処もやっていない独創的な事である、というような事は普段の仕事に追われていてはなかなか考えが至りません。
特に、僕のように他業種から転職をして事業を引き継いだ人間にとっては、入社した時からやっている事が他社と比べてどうなのか?などという事はあまり考えた事もありませんでした。
こういうことがあるので、他社を訪問したり見学することは大切なのです。
この承認発表の数日後には、ものづくり補助金採択の知らせも飛び込んで来てダブルで喜んだのも束の間で、その後の書類仕事に忙殺されることとなりました。
こういったものは申請するにしても沢山の書類を書かなくてはいけませんが、合格後の書類もまた沢山あるので、喜びに浸る暇もなく大変なのです…。
2020.10.01
決算月【追記】
10月は当社の決算月となります。
思い返せば、昨年の消費増税後から目に見えて景気の減速が強まり始めた中での厳しい32期のスタートでした。
その後、4月に緊急事態宣言が発令されてからというもの、コロナ対策に向けた国会の状況と各省庁の発表を毎日調べたり、それに纏わる書類集めと作成に追われ、時短勤務や休業日を設ける場合の日程と仕事量の調整等、猛烈な忙しさとなりましたが、これほど満足感も充足感も無い忙しさはもう二度と御免です。
そうは言っても、あと1ヶ月、酷い数字にならないよう受注に繋げるべく全力で走り回る予定です。
しかしこれから冬になっていくわけですが、コロナ禍はどうなるんでしょうか?
外国の状況を見ると季節は関係無いという説もありますが、日本の状況では気温と大きく関係しているようにしか思えないですし…。
ワクチンの情報もチラホラ報道されて来ています。効果が出て早く元通りの生活スタイルに戻って欲しいと願うばかりです。
【追記】
ビールの酒税が安くなるそうで。あまり飲まない僕もこれは嬉しい!
2020.09.25
6万人
新聞報道によると、コロナ騒動による解雇・雇い止めが全国で6万人!を超えたようです。
その中で製造業が占める割合はほぼ一番多いと言っても良いぐらい高いようです。
最初の頃は飲食業や観光業の数字が多数でしたが、2ヶ月ほど前から逆転しています。製造業の場合、事前にある程度生産計画が出来上がっているので、その計画が消化し切った後、少し遅れてこういう数字が出る傾向です。
もう既にとんでもない数字と言えますが、雇用調整助成金が12月まで延長利用できるのでこれで繋ぎ止められている雇用者が多数いるという想像は皆が出来ていると思います。
じゃあ、この助成金が終了した時にはもっと酷い数字に膨らんでいくのではないか?という意見も多くあります。
コロナ対策と経済対策。
これまで約半年の状況を見てみると、両方の対策はほとんど対極にあることが分かって来ています。
どちらかを立てればどちらかが立たず。
●冬に向けて拡散のペースが上昇するのか?
●インフルエンザとの合併症等あるのか?ないのか?
●ワクチンの開発状況?
分からない事が沢山あり、今後も正解の見えない難しい判断を全員が迫られる事となりそうです。
当社は来月10月が決算月となります。
昨年10月の消費増税から目に見えて景気は冷え込み、そこに来てのコロナ禍です。
このとんでもない第32期をなんとか乗り切れるよう皆が努力を続けています。
逆の発想で見れば、これを乗り越えられれば、大概の事は大丈夫なんではなかろうかと思います。
将来、『あの時は酷かった』と話のネタに出来るよう、踏ん張りどころです!
2020.09.17
記事掲載の反響多数
昨日の新聞記事のネットへの掲載許可を日刊工業新聞社さんより頂きましたので、アップします。
色んな方より昨日の記事の反響を頂きました。ありがとうございました。
創業時から取り組み、それに改良を重ねながら受け継いできた当社の加工ノウハウが詰まった企業秘密です。今後も更にこの業務を昇華させなくてはならないと気持ちを新たにしています。