株式会社アムデック
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社長ブログ

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2023.04.28

第一回目:研修に参加して来ました

昨日は午後から、いつもお世話になっている但陽信用金庫さん主催の研修に妻と一緒に参加して来ました。どんな研修なのかは終了するまで書きませんが、主に経営層を対象とした内容で、今後半年間にかけてだいたい月一回参加することになります。

 

第一回目の参加者総数は約90名。来場順に4~5名の各グループにランダムに分かれ、自己紹介~途中途中で様々な内容についてディスカッションも行われます。

 

毎回参加後には次回研修時までに提出しなければならない課題も与えられるので、今後半年間は普段の業務に加え更に多忙な日々となることが確定しましたが、自身や会社の成長の為です。

 

先月に4月から始まる本研修に参加するかどうかを見極めるプレセミナーがアクリエ姫路で行われたのですが、その講演を全て聞き終わる前には本研修に参加する意思は固まっていました。

それぐらい講演内容が今の自分の心に響きました。

 

やはり数年に一度くらいは外部意見を取り入れた社内的な取り組みを何でも良いのでやった方が良いと思います。

自分の頭で考えたことや社員の意見も大切ですが、それだけでは生まれてこない考えや、やり方って世の中にはたくさんあります。

 

知的資産経営に取り組むときもそうでした。

一年間、月に一度は工場の生産を半日止めて全員でディスカッションし、時間と費用を掛け、やり始めた頃はこんなことやって今後の経営に何か役に立つのか?、と疑問が生まれかけたこともありましたが、信じて我慢して社員と共に作り上げた知的資産経営報告書はどこに提出しても感心される当社を象徴する営業ツールとなりました。

 

相当な頭脳の持ち主でもない限り、自己流だけの経営はすぐに行き詰まってしまいます。

コロナ禍が始まり、色々な対策を練ったり考え事が増えるにつれてどんどんそう思えてきていました。

これは経営を行ううえでの話だけではなく、勉強やスポーツでもそうかもしれません。

 

最適解を自分で捜しまわるのも大切ですが、周囲から与えられる情報やヒントを上手に利用し、迷いながらも実践することで振り返ってみれば結果的に上手くいっていた、というのが凡人の行う最良の経営手法なのかもしれませんね。

2023.04.20

新年度:多忙!

毎年新年度は担当者さんが変更になったりで発注が止まり暇なんですが、今年は受注の勢いが止まらず相当忙しい毎日となり、休日返上で見積もり作成&材料発注&加工実績集計に励んでおります。

 

さらに忙しさに拍車をかけるのが、4月は2度の選挙があります。

立候補者の政策を調べ、誰に投票するかで毎回凄い悩む!

 

いつも書いていますが、絶対に投票に行きましょう!

前回の県議会議員選挙の投票率は情けなくなるような結果でした。平和で何も困っていない人がそれだけいるということなので、それはそれで喜ぶべきことなのかもしれませんが…。

 

今回僕が住む姫路市では市長選挙と市議会議員選挙のダブルです。

市長選挙はともかく、市議会議員選挙の方は立候補者が多いのでとても悩むことになりそうです。

 

そして今月ニュースでよく見聞きした、技能実習生の問題。約30年前に始まった制度ですが、改正される動きです。

これの実態は本来の目的とはかけ離れた安い労働力確保となり、莫大な保証金を借金して先払いしている為、奴隷のように扱われて泣き寝入りしているケースも多々あるのは周知の事実です。

 

 

その暗部を題材にした小説

 

アンダークラス』 相場英雄

 

初版は2020年です。取材や執筆にかかった時間を想像すると、更に2~3年前には既に問題化されていたと思えます。

ステレオタイプのネットジャーナリストのようにただ制度を批判するだけのような薄い内容ではなく、雇っている側にもそうせざるを得ない事情があることを書かれているのがこの制度と国家の状態の深い闇を感じさせます。

 

それも大問題なのは間違いないのですが、個人的な心情としては技能やノウハウを外国人へジャンジャン流出させることに非常に疑問に思っていました。

 

当社の企業理念は

 

私たちは世界に誇る日本製品をつくる技術によって支え、

ものづくり日本の伝統を進化させる技術者集団となろう

 

利用している企業さんもたくさん知っていますし、当社にもこれまでに数えきれないほどの斡旋業者からの紹介がありました。人手は喉から手が出るほど欲しいのは事実なので、何度も心が動きかけたこともありますが上記の理由でやめました。

日本に定住する意思があるのなら外国人だろうが何だろうが技術を教えることに抵抗はありません。

 

この小説の中には『安い国、日本』という言葉が出てきます。

非常に悔しいですね

国民全体が未来を見据えずその場限りの行動を取り続けてしまった結果が今です。

人口減少社会の問題もそうですが、もっと国内が活性化していくような方向へ向かえるよう考えていかなくてはなりません。

 

国の行く末を大部分で決めているのは政治家です。政治家がアホだと思えたなら、そういう人達を選んでいる国民がアホだからです。

今回は各市町村の議員選挙ですが投票率含め、結果は全て国の在り方や行く末に影響を及ぼします。

2023.03.30

NCフライスを2台同時稼働

今年に入ってから中堅社員がNCフライスでの2台同時稼働にチャレンジしています。

 

昨年5軸MC導入に伴いジョブローテーションを行いましたが、創業当時からあるNCフライスが1台余ります。これをどうしたものかと思案しました。

 

当社ではMC担当者は背中合わせに各1台配置し、1人で2台を同時稼働させるのが基本です。これをNCフライスでもできないかと担当者含めて考え、MCと同様に背中合わせで配置してみることにしました。

 

慣れていない方の機械で単純加工や時間の掛かる加工品を掛けっぱなしで放置しておき、メイン機で今まで通りの通常の加工を行っていこうという試みです。

 

今までの加工工程を見直しスピードアップを図る取り組みは引き続き行いますが、それはとても小さな効果の積み重ねになります。
それはそれで大事ですが、先日の日刊工業新聞に掲載されたように、夜間等稼働していない時間の有効活用が可能になれば簡単に大きな成果を生み出せます。

ここにチャレンジしてもらっています。

 

ここの担当者は単品製品且つ、MCで加工しにくい製品ばかりを扱いますので、どの製品なら掛けっ放しに出来るのか?そういうことを新たに考えなければならなくなります。

頭の切り替えが相当大変だと思いますが、これまでのところ少しづつ成果を挙げつつあります。

 

新しい取り組みや課題を与え、クリアしていくことで技能者として成長していく姿を見ることができているのも幸せな瞬間です。

2023.03.14

日刊工業新聞に掲載

今朝の日刊工業新聞に、2/20に取材を受けた時の分がボツになることも無く無事に掲載されました。良かったです。

今回も友人・知人から沢山連絡を頂きました。

 

2時間弱、頭をフル回転させて喋ったものが短く要約されていました。

短い中にも

●やって来たこと

●やっていこうとしていること

これがちゃんと記載されており満足できる記事になっていました。

 

担当の記者さんは今回含め、これまでに3本の記事を掲載して頂きました。

当社だけではなく、当社と関わりの深い企業さんの記事も何度も書かれており、とても話がし易かったです。

取材時には、『そろそろ転勤の時期かもしれませんね』と話をしていたら、掲載の報告と同時に4月で転勤になるとの案内が…。前任の方もそうでしたが、3年以内に日本全国に転勤になるので本当に大変ですね。

 

当社も今後はまた新しい記者さんとの出会いがあるかと思いますので、その眼鏡にかなうよう一層の努力を続けていきます。

2023.02.22

新聞の取材

先日の月曜日に久しぶり(約1年ぶり?)に新聞の取材を受けました。某新聞、何度か掲載していただいたことがあるあの新聞です。

毎回ですが、取材を受けても掲載されるかどうかは分かりません。正式に掲載が決まれば報告出来します。

 

1週間ほど前にメールが届き、前回取材時からの変化や進捗・今後の予定、景況感や受注状況・人材不足に関する問題等を伺いたいとのことでした。

多くの取材対象企業がある中で、当社のことを気にかけて頂いてるのは有難いことです。

 

取材を受けたことのある人なら共感できると思いますが、他社の人から素朴な質問を受けたり、今回であれば記者さんのように多くの企業を見ておられる方からの質問に答えることは自分への問題解決の糸口になったり、ハッとさせられるようなことも多々あります。

特に記者さんはやはり質問が上手で、痛いところや困っているような案件の問題にどんどん突っ込んで聞いてきます。試されていると感じます。

こういう場でも常に気にかけている、専門用語を使わず・たどたどしくても自分(流)の言葉で喋ることを意識しています。

 

特に今回はこれまでの取材のようにテーマがハッキリと決まっておらず、多方面に渡る質問の中で何が切り取られて紙面に掲載されるのか、そういうことも意識しながら喋るようにしました。

 

おそらくまだこれから取材内容の再確認と疑問点を解消するための数回の質問・回答をメールでやり取りすることになると思います。どんな質問があるのか楽しみでもあり不安でもあります。

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