株式会社アムデック
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社長ブログ

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2018.08.04

8月会議

今日の会議では、7/21にカイゼン講習を受けたので、その詳しい内容を皆に発表しました。

 

講習を受けた2日後からすぐに、動線の改善案を一部試していたことがあります。

加工者が自分の持ち場を離れてウロウロする機会が明らかに減少しています。

 

本当に些細な事で、他人が聞けば『そんな事?』ってバカにされそうな事ですが、もう10年ぐらいずっとそのままになってました。

それがあまりにも日常に溶け込み過ぎていて、疑問とも思わない風景となってしまっていたようです。

講習を受けながら『ハッ』と気付けて良かったです。

 

まだ他にも試してみたいことがあり、それを皆で考えてもらいたかったのです。

上記のようにトップダウンでやるものも大切ですし、皆の考えを引き出させる事も大切です。

 

ある社員の考案した…

 

頻繁に使用しそうな場所に設置してくれました。

この時期には必須の5-56ボトルホルダーです。

これを見て、思わず『おぉ~』となってしまいました。

 

カイゼン活動に一発逆転はありません。こういった本当に小さな積み重ねが大切なんです。

自発的に考えてやってくれていたのがまた嬉しいですね。

2018.08.02

通常時加工範囲

当社のHP上に保有設備の写真と共に記載してあるのが、通常時加工範囲という項目です。

自分で勝手に考えた言葉ですが、HPを作る際には絶対にやりたかった事の一つでもあります。

 

工作機械には当然可動範囲というものがあります。

例えば、

x=500、y=300、z=400

という可動範囲の機械があったとします。

 

実際の加工現場というのは、テーブル上にワーク固定のバイスが載っていたり、z軸なんかはそんなに長い刃長の工具が無かったりします。

そうなると、実際に加工できるのは工作機械の能力よりも一回り小さいモノということになります。

 

上記の例えで言うと、

x=400、y=250、z=300

ぐらいの感じでしょうか。

 

なんか当たり前の事かも知れませんが、知らない人は結構多いです。

車だって180キロまでメーターが刻んでありますが、どんなに頑張ってもそこまで出ない車は多いです。

 

お客さんと話している時に、『どのぐらいのサイズの製品まで加工出来ますか?』という問い合わせを時々受けていたので、こういった試みをやっています。

 

じゃあ、その範囲を超えるモノの依頼は断っているのか?

断りません!

物事には必ず例外というものがあり、あくまで通常時という括りでの話です。

その範囲を超える製品も少し時間を掛け、工夫をしながらジャンジャン加工はしています。

 

例えば、

x=500という機械で

x=800という加工をする。

こんなのはしょっちゅうです。

そういった製品をどれだけ上手く精度内に収めるかが加工者の腕の見せ所でもあります。

 

現在販売されている工作機械の精度は何処のメーカーだろうと素晴らしいものとなっていて、可動範囲内での加工であれば余程の難削材でもない限り、誰がやってもかなりの精度で加工が出来るようになっています。

 

職人であるからにはイレギュラーな加工時の対応力が求められます。

2018.07.26

幼馴染みが頑張っている

昨日の夜ニュースを見ようと思ってテレビを付けるとたまたまサンテレビが映って、そこで保育園の頃からの幼馴染、藤尾仁志君が番組内でロケをやっていました。

 

高校卒業後に北海道大学へ進学し、そこで知り合った友人と共に大泉洋さんに弟子入りし、『オクラホマ』というコンビを結成したのは知っていました。

 

最後に会ったのはお互いが大学生の頃だったでしょうか?

なにせ距離が遠いのでどの様な活動をしているのかが分かりませんでしたが、元気そうにやっているのを見て嬉しくなりました。

 

サンテレビ 水曜日 21:30~

おにぎりあたためますか

 

どうやら毎週放送されているようです。

芸人さんというとても難しい世界で頑張っています。

 

当社のすぐ近くに建設業を立ち上げ、経営者として頑張っている幼馴染みもいます。

姫路で洋菓子店を経営する中学時代の友人もいます。

お互い頑張り合って良い刺激を受けています。

2018.07.25

2050年までに100%電動車!?

今朝の日刊工業新聞より、

 

経産省が2050年までに新車販売の全てを電動車(EVやPHV、ハイブリッド、燃料電池車含む)とする目標を設定

 

したそうです。

 

国際的な目を意識してのこともあるのでしょう、高い目標を掲げる事はとても大切です。

ですが、個人的には正気の沙汰とは思えない数字ですね。

 

初代プリウスが発売されてから20年以上が経ちましたが、現在のハイブリッド車の販売比率は新車販売の3割程度だったような気がします。

ガソリン車との価格差が約20万円ぐらいのハイブリッド車ですらこの程度の販売比率です。

 

この手の車がなかなか販売に結びつかない理由は去年の9月20日にも書いてますし、非常に高額なPHV車や燃料電池車の普及にはその倍以上の時間が掛かるんじゃないですかね。

 

 

政府は温室効果ガスの排出削減目標を達成したいのでしょう。これが実現すれば車から排出される排ガスの量は劇的に少なくなります。

 

しかし、物事はトータルで見ないといけません。

 

現在でも夏場は電力不足によって省エネを呼び掛けているのに、どうやって電力を賄うつもり?

まさか火力発電所の増設?

原発を推進するしか対応できなくない?その為の発表?

 

ハイリスク・ローリターンな水素ステーションなんて、民間企業が積極的に手を出すとも思えません。

なんかうがった見かたでこの記事を読んでしまいました。

2018.07.21

カイゼン研修

今日は朝から当社取引先

 

太平工材株式会社

http://www.taiheijp.co.jp/

 

主催の『現場改善基礎研修』というものに参加しました。

 

この手の研修は過去に何度か受講したことがあるので普通なら行きませんが、講師の先生がジン・コンサルティング西村 仁先生なので、受講を決めました。

 

第一回目の講習から参加していますが、とにかく話が聞き易くて、理論の押し付けではなく実際に現場でありそうなパターンの具体的な対策やその効果を目に見えるカタチで示してくれます。

当社に入社する社員には全員に西村先生の著書を読ませるようにしていますし、僕自身も常に手の届く所に置いて、すぐに読めるようにしています。

 

特に今回は動線の考え方に於いて、僕の間違った考えを正される話がありました。

想像している以上に動線を改善する事の効果が大きい事が理解できました。

 

こういう話を聞いたからには早速、出来そうなことを月曜日から試してみようと考えています。

まずはすぐに行動をしてみます。

ダメなら止めて元に戻すか、新たな改善案を考えれば良い。

 

いきなり100%にはなりません。実践しながら理想のカタチを追い求めて試行錯誤していくことが大切ですね。

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