勇気を持って、寝言みたいな国策に苦言を呈してくれました。
トヨタ社長「自動車のビジネスモデル崩壊」 政府の「脱ガソリン」に苦言(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
この手の話はここでも何度も書いて来ました。2018年7月25日付けの分が今回のイメージに近い内容です。
この人ただのボンボンじゃないです。
自らハンドルを握り、社内のテストドライバー養成スクールに通い、確かトップクラスの資格を有するところまでの腕を身に付けています。最初はそういった活動やレース参戦の映像ばかりが報道されていたのでそういう風潮が強かったですが。
昔から80点主義と揶揄されるような車が多かったトヨタ車ですが、この人が社長に就任してから明らかに車の質が変わりました。
よく言われるFun To Driveです。
車大好き人間の僕からするとトヨタ車というのはずっと視界に入らない存在でしたが、今では一番チャレンジしているのがトップのトヨタだと思えます。
あんな大企業が面白い事やってんなぁ~、と感心します。
●KINTO
●アイドリングストップ機構の廃止
●MT車の設定
●攻めたデザイン
●G’z車
●ディーラー再編
●MIRAIのモデルチェンジ
パッと思いつくだけでも色々あります。
話は元に戻りますが、環境に配慮した社会をつくっていくのは大賛成です。それと電動化がリンクしないだけで。
トータルで見た時に本当に、所謂カーボンニュートラル状態になるのか?
国内で考えると、日常の足として都市部や地方で大人気の軽自動車はスペース的にハイブリッド化するのはほぼ不可能だと思われます。EV化したとしても、搭載できる電池が少なすぎて日常の足にもならないでしょう。
滅多にないことではありますが、今回のように大雪で高速で足止めを食らった場合、EV車は電欠で全く動けなくなります。
一気にどちらかの方へ向かうのではなく、それぞれの利点を活かしながら共存させていくという風にならないもんでしょうか。